2010年5月17日月曜日

試用期間中に教育指導とはいかに!!

2010年3月28日日曜日

第36話、引越し家具積み込み

今日は引越し家具の積み込みを行った。8時30分という待ち合わせだったので付近の止めれるところを捜して止めていたのだが一向に電話がかかってこない。また配車係りのミスでもあったのだろうと思い、いったん会社に電話を入れた。すぐに依頼者から電話がかかってきた。「9時~9時半の約束だったもので・・・」予想通りの展開だ。時間まで待っていると2tで依頼者が現れた。現場の確認をするので少々まっていてほしいとのことだ。少し待っているとついて来いと指示をくれる。細い路地をクネクネと走り民家の屋根にひっかけないか非常にドキドキした。ついたところは住宅街の一角で、入り口は広そうに見えるが大きな段差があり入る時はよくても出るときに心配なところだった。誘導に従い車をバックでつける。駐車場の屋根と民家の塀で後ろの扉が開けれるか心配だったので一度確認すると問題ないとのこと。所定の位置につけてビックリ。扉は開かない。この誘導員は何を考えていたのだろうか。一度車を前に出して扉を開け荷物を積み込む。殆どはダンボールに入っているので積み上げるのは容易だ。が、4tしかもワイドボディーの私の車に4分の1ほどしか荷物がない。多すぎるのも困るが少なすぎるのも困る。荷物を固定しようにも少なすぎて縛りようがないのだ。間に緩衝材を大量に詰め込んで2時間ほどで積み込みを完了した。非常にラッキーな仕事だった。卸先での段取りをしなくてはならないので担当者へ電話をかけ世間話を交えながらコミュニケーションをとる「たまにはそんなラッキーな仕事もあっていいじゃないですか」と楽しそうに返答をする。そんなことはさておき当日の12時ごろ現場の担当者から連絡をくれるらしく、それまでは付近で「寝ておけ」とのことだ。言われなくても寝る。段取りをしてから一路会社へ。今日は午前中だけの作業だった。

第35話、2tで家電を配送

まだ頭が痛い、喉も痛い、息苦しい。それでも仕事せねば・・・ということで、朝7時に起床した。顔だけ洗って事務所へ声をかけると、今日の場所は非常に狭く荷物も少ないので2tでいってほしいとのことだった。少し離れた第二駐車場へ車を取りにいき、かわいらしいミニチュアトラックをもってくる。いつもと感覚が違いすぎてぎこちない運転だが、商品を壊さない程度の運転はできそうだった。積み込みは会社から10kmほど東へ向かったところにある。積み込み場についてみると積み込む荷物はバースにすでに用意されていた。気になるのは箱に傷が目立つこと。いつもなら積み込まない程度の傷がついていても、今回は荷主の了承を得て積み込むことになった。正直いって箱に傷がある荷物を積むと誰の責任で積荷に問題が生じたのか特定できなくなり、火の粉をかぶる可能性もあるのでつみたくはない。今回は荷主が同乗して行くそうなので火の粉をかぶる心配はなさそうだ。卸先は西へ30kmほどいった公共施設になる。自宅の近所であったためスムーズにいくことができた。この2tはエアサスではなく板バネだったため道中も段差等に細心の注意をはらいながら目的地まで走った。着いてみると現場の担当者はまだ来ていないようで10分ほどまつことになった。卸作業は非常に楽で、卸先の担当者が雇っていたのかアルバイトが6名もいた。5分ほどですべての荷物を卸し、帰路についた。板バネで空荷だと普通の道を走っていても非常に乗り心地が悪い。

第34話、精密機械を裸で輸送

朝7時に起床し、一度車を出してから後ろの扉を開けゲートを閉めた状態でまた元の位置に戻す。これでいつでも卸作業に取り掛かれる。8時ごろから卸作業がはじまった。ここは今までに何度もきているところなので手際よく行え30分程度で卸作業が終わった。次は南東へ約10kmほどのところにある医療機器メーカーへ向かう。場所が非常にわかりにくく看板も道路の進行方向とは逆からしか見えない。入り口は狭く交通量も多い。建物の出っ張りも多く最悪な環境だ。車をどけてもらい現場の作業者の人に誘導されて車を中に入れる。担当していた人たちはベテランなのか非常に手際がよい。左5cm、右6cmほどしか隙間がない。積み込み時に揺れでもしたら大変だ。積み込みを行う現場の作業者の方に事情を伝え積み込みを開始する。いきなり問題が発生した。と、いうか、驚いた。医療機器のはずなのだが、梱包されていないのだ。これは聞いていない。大物が3つとダンボール箱が6個、パソコンデスクが1個程度なのだが、何をどう縛ればよいのか経験の浅い私は判断に困る。初めてラッシングレールなるものを利用してなんとか緩衝材や毛布で傷がつかないように荷物を固定した。これを10時間後に北西へ約200kmいったところにある荷主の別支店へもっていくことになる。
道中は非常に気を使った。なんせ荷物が裸だからだ。急加速どころか加速も非常に滑らかに、減速も必要以上に滑らかに。カーブは40kmまで減速して運んだ。結局普段なら6時間程度の道のりを10時間かけて移動するはめになった。卸先では別の作業がすでに開始されており、1時間程度待つことになった。コンビニでトイレを済ませ少し仮眠を取ることにした。今の体調では30分でも休息が必要だからだ。卸作業は非常にスムーズに行えた。特に指摘事項もなく積荷を引き渡し、帰路につく。このときすでに1時30分だった。今回は高速の利用が許可されているので最寄の高速ICを探しそこから会社付近まで高速で帰る。会社に着いたときはすでに4時前だった。帰宅するほどの余裕もないので、会社の休憩所で朝まで寝ることにし、毛布をかけエアコンビシバシ効かせながらねた。途中、タンが喉にからみ死ぬ思いをしていて、あまり寝た気がしなかった。この黄砂風邪はいつまで続くのだろうか。

第33話、黄砂風邪直撃、体調不良もいいところだ

朝7時に起床してみて驚いた。喉になんだか違和感を感じるのだ。タンが絡む感じと傷口を触るような痛みがある。タンも赤く染まり普通じゃないことだけはわかっているが、荷物も届けなければならないので勝手に病院へ進路を変えるわけにもいかない。ここ数年黄砂の量が増えると決まってこの症状がでる。とりあえず最初の卸場へ向かう。門はすでに開いていたのでバースに付けて卸作業がいつでも行えるよう準備を整える。卸作業は他の営業所というかどう品種を扱う卸先と同じ要領なので手際よくこなせる。ここでの卸作業を完了したときに担当の人がヒョコっと現れて、次の卸先で本数が少なければこっちで引き取ってくれるとのことだった。運良く次ぎが8個、その次が4個となっていたので、ここで引き取ってもらうことになった。今日配送するのは全部で5件。そのうち3件が朝一で完了したことになる。体調不良の私にとってありがたい出来事だった。次の卸場は少々距離がある。地図に載っている国道を見てもかなり大回りになっている。県道は車が通れるか不安だが、それなりに幹線道路っぽいところを選んで行けば多少近道にはなる。道が狭いことは覚悟していたのだが、思った以上に広く整備されていた。だが、ところどころ枯れた竹が倒れてきていたり、工事中で大型はすれ違えないといった箇所がいくつかあった。極めつけは大型の後ろを走っていると工事現場にある三角コーンが風圧で道路内に寄ってきて私以降の車が通れなくなる事態が発生したり、警備員の誘導で停車しようとした瞬間に「停止位置」の看板が風で倒れてきたりというハプニングがあった。時間や荷物がどうこうというより、喉の痛みとの戦いだったが、15時ごろすべての荷物を卸終えた。
その足で次の積み込みに向かう。今回も手伝ってもらえる積み込み場でラッキーと思っていたのだが、問題は卸先と卸し時刻だ。大概8時と決まっているのだが、会社からは100kmから200kmほど離れている。当日そのまま移動するか、いったん帰宅して早朝出発するかになる。だが、今回に限り当日卸という設定になっている。0時までに卸し先へ到着しておいてほしいと言われたが、現地までぎりぎりの時間帯に積み込みが完了していたのだ。大急ぎで出発して最初の卸先へ向かった。どうもこの日は昼過ぎくらいから風邪気味で寒気がしていた。節々も痛かったのできっと熱も出ていたのだろう。家に帰り気を抜くと動けなくなりそうな気配だった。最初の卸先は夜中の0時に会社から100kmほど南へいったところになる。不慣れなフォークリフトを操作して卸作業を行い、次の卸先へ向かう。次の卸先へ到着したのは深夜3時ごろだ。ここでは朝8時からの卸しなので7時におきるとしても4時間は寝ることができる。電気毛布にスイッチを入れて床についた。

第32話、長時間かけて野菜の苗を配送後積み込み時刻の変更はつらい

昨日積み込んだ野菜の苗を各ホームセンターへ配送する。同じ系列の店舗を一通り回ることになるのだが、非常に時間がかかりそうな気配だ。一般道および峠道のみで約200kmほどある。時間に換算すれば7時間コースだ。ホームセンターも最近できたところは広くていいのだが、殆どのホームセンターは入り口や搬入口が非常に狭い。苗木がカーゴからずれ落ちないよう細心の注意を配りながら運転して最初の卸先に到着した。「本日定休日」の看板がぶら下がっている。ありえない・・・付近をうろうろしていると大型が現れ渡し同様困った気配だった。たまたま外に出てきた店舗スタッフを捕まえて卸しだけでもさせてもらえるよう交渉する。いつもどおり幸先のよいスタートだ。なんとか卸し終え次の店舗へ向かう。途中カーゴは回収しなくてはならないので、配り終わった空のカーゴと荷台前方のカーゴを入れ替えなくはならない。しかし、カーゴは片方の車輪しか左右に動かず思うように移動させれない。苛立ちを感じ始めた私は50kgほどあるカーゴを手で持ち上げて無理やり方向を変えていた。すべて終わったのは17時過ぎだった。会社の配車係りは「ゆっくりしてもいいけど、ここまでゆっくりしなくてもよかったんだけど」と、現場の状況はまったく知る余地もない。別にゆっくりしていたわけではない。急いでもこれだけの時間がかかったのだ。
その足で次の積み込み先へ向かった。時間的に交通量も増えるが自転車暴走族が増える。案の定危ない運転をする自転車や後方確認なしに車線を横切ろうとする自転車に遭遇する。すでに荷物も乗っていない状態なので急ブレーキを踏んでも問題は無いのだが、踏まないに越したことは無いのでいつものトロトロ運転で積み込み場へ向かった。積み込み場では積み込みを手伝ってもらえるので非常に楽である。
いったん会社に帰り、この日の21:30から次の積み込みということだったので、自宅へ一度帰ることにした。と、帰っている最中に電話があり、予定が変更されて積み込み時刻が19:30に変更になったというのだ。寝る時間がまったくなくなり、風呂に入っただけで会社へ再び出向くことになった。積み込みは手伝ってもらえるので楽でいいのだが、体力的につらかった。なんとか積み込み完了して会社へ積み込み完了の一報だけを入れてその足で最初の卸先へ向かうことにした。最初の卸先付近には大型車が止めれるスペースが多くあり、寝ることも可能だ。ついたら5時過ぎだ。2時間くらいしか寝る時間はない。。。

第31話、新人のっけて苗の積み込み

午前中は待機状態だった。普段顔を合わせない同僚と会話をしたり情報交換をしたりと結構面白い。お昼から新人君を連れて野菜の苗を積みにいってほしいという依頼があり、行きは新人君がハンドルを握ることになった。これがまたコワイ。根っからの周りに迷惑をかけて車線変更したり、邪魔したりするタイプの人だ。私は殆ど怒らない。叱ることはあっても怒りが出ることはここ数年なかった。それでも運転中の新人君を怒鳴りつけてしまった。それくらい怖いのだ。気を取り直して、トラックと乗用車とでは運転するときのペースやマナーが異なることを状況に合わせて淡々と話していく。まだ4t乗り始めて2ヶ月目だが、それなりのことは伝えれていたと自負はしている。機能を果たすことが最優先で性能はその次であることを伝えた。IT関連の業界にいた私にとって要素分解して話をする癖がついてしまっているが、新人君はこれが理解しやすかったのだろう。それ以来ドキドキな運転を急にしなくなった。人が変わるきっかけとは本当に細かい出来事だなと再確認した日だ。積み込み場まで非常に狭い道だったが運転してもらい、積み込み位置までバックで付けてもらった。小雨振る中窓を開けて必死に後ろを見ていた。積み込みはカーゴなので簡単ではあるが、安全にはもっとも気をつけなくてはならない。大量の商品が一気にダメになる可能性もあるし、怪我につながる恐れもあるからだ。積み込みはスムーズに完了し会社へ帰ることになった。帰路は私が運転する。