2010年3月13日土曜日

第20話、6.2ワイド指定の謎と理不尽な罵声

会社から東へ150kmほど離れたところへ昨日積み込んだ部材を配送する。時間は8時30分指定となっており、通勤ラッシュの真っただ中となるため、渋滞の時間より早く出て目的地周辺で時間をつぶすこととした。
朝4時に出発して渋滞のはじまる7時過ぎに付近のコンビニに到着することができた。コンビニでは新聞とコーヒーと買い、家からもってきたおにぎりを食べながら朝食をとる。朝食といっても気分的には昼食だ。
目的地までは5分ほどなので15分前まで休憩をとった。目的地は住宅街のど真ん中ですれ違うのには民家の壁の上に左のミラーがかかるくらい寄せなければ難しい。しかも入口は狭く奥には作業用の車両が多く止まっており、反対側には他の部材が大量に置かれている。バックで入れるのかどうか非常に不安だった。2度ほど切りなおしてなんとか降ろし場へ車を付ける事ができ、降ろし作業がはじまった。積込みはリフトで行ったが降ろしは手作業だ。パレットをバラしてひとつづつ現場の作業員の方に渡していく。ひとつといっても約30kgほどあったように思える。最初のうちは勢いよく渡せるがだんだんと腕が張ってくる。無事に降ろし作業が終わり帰路に着くこととなったのだが、入るのに苦労したということは出るときはもっと苦労することに・・・なった。今思えば3パレットしかないのになぜ6.2のワイド指定だったのか謎だ。
会社まで80kmほどのところまで帰ったときに会社へ次案件の確認電話を行った。その辺で少し待機しておいてほしいみたいなことを言われて待機する。昼までにはどうするか結論を出すと言っていたので信用して昼まで仮眠をとることにした。
昼になっても電話はかかってこない、昼を過ぎても電話がかかってこない。こちらから催促の電話を入れると会社まで帰ってきてほしいとのことだった。無駄な時間だった。
会社へ帰ってから3kmほど東にある物流拠点から断熱材を運んでほしいと言われ積みに行った。
リフトマンに声をかけると「わしが出すやつを積んでくれ」とのこと。言われた通りに積んでいると「この品番今何個積んだかのう?」と聞かれるが・・・把握が必要なら先に言ってくれといったところだ。積込みが終わりトラックも満載となった。「ウダウダ」と言われながら伝票を受け取り一旦会社へ帰ることとなった。

第19話、はじめての失敗、伝票の扱いは案件ごとに違います。

会社へ伝票の提出やら書類の提出やらしに会社へいった。
その際、先日降ろしを行った先での伝票に不備があると指摘をうけた。
どうも伝票は受領書だけではなくその他の伝票も回収しなければならなかったらしい。
そんなことはしるよしもなく忘れていたのだ。別の便で回収するので「次から気を付けるように」という処置で終わったが、初めてのミスは精神的にダメージが大きい。
そんな自分の心境は自分で解決しなければならないのだが、パレットを3枚ほど積むことになった。新築現場への部材を運ぶのが仕事だが、いったいどれくらい重いのだろうかと思うほど1パレットが重そうで会社のしょぼいリフトでは後部が浮き始めていた。
積込みは会社のリフト操作に慣れた人が行ってくれ、自分は荷物が動かないよう荷縛りをしただけだった。
積込みは難なく終わりその日は帰宅した。

2010年3月9日火曜日

第18話、配送, 時間に間に合わない その2

待っていると別の会社の人が話しかけてきた。中韓系の訛りがあり聞きとるのに苦労したが、悪い人ではなさそうだ。積込みの手伝いをしながら順番を待つ。そうしているともう一社の方が順番を譲ってくれた。ラッキーだ。急いで車をつけて積込みを行う。荷物はカーゴだが、今までに何度も練習しているのでスムーズに積込みを行うことができた。が、問題が一つあった。角当てが見つからないのだ。ここでは当然のように角当てが指定されている。仕方がないので似たものを詰め込んで角当てにしてラッシングでしっかりと固定した。既に11時17分だ。次の降ろし場へは13時までに到着しなければならない。ドキドキしながらも、取り敢えずきつめにブレーキをして前方に荷物の力が加わるようにしてから荷縛りをし直す。これで少々では荷物が動くことはないだろう。

さぁ、あと1時間30分だ。勢いよくアクセルを全開にしたいところだがここは街中、大渋滞だ。焦っても仕方ない状況であるため流れに身をまかせじっとこらえる。渋滞を抜けた。アクセル全開、8リッターターボが高周波を鳴り響かせ加速した。ちゃんとスピード違反で捕まらない速度且つ信号無視で捕まらないような走行で車線を右往左往しながら突き進む。12時に会社へ連絡を入れた。すると信じられない事態が発覚する。配車係が外回りに出たらしいのだ。「どゆこと?」と思いつつも事情を説明し、予定時刻に間に合わないかもしれないことを伝える。「高速道路を使え」と指示されるが残念ながら目的地へ向かう高速道路はとんでもなく遠回りになり時間的に有利に働かない。「調整するから折り返し電話あるまで電話に出れるようにしておけ」とのことだったが、時間がもったいないので出発した。

ちなみに私は携帯電話の規制が無かったころは携帯で電話しながらタバコを吸いながらミッション車を運転していた変わり者だが、今は運転中の携帯電話はしない主義である。と、いうよりも法律や規制を厳守するたちの悪いドライバーだ。そして峠道に突入した。急なカーブが続くので安全な速度に減速するのだが、一度減速すると加速できない。大きな音だけがむなしく山中を鳴り響く。できるだけの努力をして7分遅れで降ろし先に到着した。今思えば会社から折り返しの電話などなかった。開口一番お客様へは謝罪から入る。そして自分なりにテキパキと荷物を引き渡し伝票を受け取った。
荷物の回収について問い合わせをもらったので会社に確認すると「折り返し電話があるまで待つように」と言われ、半信半疑で待つことにした。荷物を縛りなおしてもまだ「折り返しの電話がない」と、思っていた矢先に庸車の依頼主から電話がきた。ここは適切に対処し相互理解のもと話しが落ち着いた。やっと一息、既に14時前だが次の降ろし先は16時でかなりの余裕があったのでお昼ご飯におにぎりを一つ食べる事にした。食べていると配車係の人から電話がきた。「今更」とも思いつつ、話を聞いていると庸車の依頼主が指示した内容を壊れたレコードかのごとく説明してくれた。「もう既に対応済みなんですが・・・」気を取り直して最後の目的地へ向けて出発した。

予想通り15時に到着した。取り敢えず大きな駐車場の端っこに車を止めて残りのお昼ご飯を食べようとしたのだが、な、な、なんと、警備員が話しかけてくる。「何かまずいことでもしたか」とドキドキしながら窓を開けると、無駄にフレンドリーな口調で「オニーチャン、今日は何個?」と・・・どうも要件は既に把握済みのようで「少し早いが取り合ってあげるわ~」といって無線で店舗へ連絡を入れてくれた。アリガタイ。不思議な警備員に降ろし作業の手伝いまでしてもらい予定より1時間早く当日予定していた作業がすべておわった。会社へ連絡を入れて一旦帰路についた。

第18話、配送, 時間に間に合わない その1

二日ほど前に行った先へ同じ時間帯で出発した。降ろし作業も難なく終わり次の降ろし場へ向かった。
次の降ろし場は積み位置が道路沿いとなりウィングをあけて降ろすことになるのだが4tだと車道へ微妙にはみ出してしまう。仕方ないので目いっぱい寄せて降ろし作業を行うことにした。
左側をウィングを開けなければならないが、道路が左に傾いていて積荷が落ちてこないか不安だ。
不安はさておきウィングを開けようとする。なんと今度はウィングを途中までしかあけることができない。
とりあえず荷物を降ろすことはできそうなまで開いているので隙間から降ろすことにした。
下側のパネルを開けようとしているだが開かない。「あれ?」、最前列で不要物を固定しているラッシングが邪魔になり下側のパネルも開けることができない。
困った困ったで本当に困ったが何とか荷物を降ろすことに成功して受領印も無事にもらうことができた。
タイヤ配送最後の降ろし場へ向かう。大手チェーン店なので見つけやすく駐車場も広かったため、特に問題なく降ろすことができた。そしてここの従業員?のお姉さんがとんでもなく別嬪だったのに驚いた。
大急ぎで積み込み場に向かう。と言っても法定速度で移動する。10分ほど前に無事到着することができ会社へも連絡した。

2010年3月7日日曜日

第17話、パレット配送, タイヤ積み込み

会社から東へ60kmほどのところにある降ろし先へ向けて5時30分に会社を出発した。
渋滞の時間帯を避けていかないと無駄な時間が発生してしまう。
この降ろし先も2度目の訪問となるので要領も問題なかった。
到着して少し待った後、リフトマンに積荷を降ろしてもらい受領証をもらって作業完了。帰路についた。
会社に帰ってから2度目となるタイヤの積み込みに向かった。
今回の積み込みも庸車だったため楽・・・と思いきや、直径が胸の高さまであるような大型車のタイヤが多かった。
しかもこれを背丈まで積み上げなければならない。
「あがるのか?」と心配だったが見よう見真似でやってみると意外に詰める。
その代わりに寒い中であるにも関わらず汗でびっしょりになった。
積み込みが完了したので場所を聞いて帰路についた。配送は翌日となる。
ここでひとつ問題が発生した。
配送後に次の別件で積み込み&配送を依頼されていたのだが、積み込み後の移動時間が短くベテラン運転手から「間に合わない」のでは?と指摘を受けたのだ。
配車や案件について私は関与していない。私は言われた作業をこなすことで背いっぱいだ。
ましてや行ったこともない土地の状況などわかるはずもない。
会社へ連絡を入れて「一定時間走ったら現在位置と残りの予想時間を連絡するように」との返答をもらったのだが、
この「残りの予想時間」がわからないから困っているのに、困ったものだ。

第16話、タイヤ配送, パレット積み込み

朝5時前に出発して南へ100kmほど走った。地図で場所を確認しながら降ろし先を探していてビックリ。
幹線道路沿いかと思いきや幹線道路から10mほど中に入った道だったのだ。
しかも入るには鋭角の曲がり角を曲がらなければならない。
またも道路を上下線塞いで曲がることに・・・交通量が多い時間帯ではできないことだ。
着いたら着いたで降ろし位置の両脇には車両が停められており後ろの扉を開けるスペースがない。
道路脇に車を止めて通行車両に気をつけてリフトを降ろして扉を開ける。
リフトを閉めて降ろし位置に車を侵入させ、担当の人がくるまで1時間ほどまつことになった。
降ろし作業は非常に簡単だった。検品も降ろし作業も手伝ってもらえる。
と、いうよりも、ドライバーの私が手伝っているようなかたちだ。
30分ほどで降ろし作業が終わり、南に30分はしったところにある次の降ろし場へ向かった。
ここでは残りのタイヤをすべて降ろすことになる。
到着して伝票を渡して降ろし位置を聞いて降ろし位置へ車を移動させる。
付近に車もないのでスムーズに行えたが、降ろし作業は一人で行わなければならない。
約100本ほど一人で手作業で降ろすことになった。
30分ほどですべてのタイヤを降ろし終え、伝票を受け取り帰路についた。
初の一人仕事が終わった。
会社に帰ってから会社から東へ20kmほどいったところにある工場へパレットを2つほど積にいった。
この工場には2度目の訪問になるので特に問題もなく・・・あった。
担当の人が不在なのだ。
付近に居る人を捕まえて指示を受け、無事に積み込みも完了した。
この積み込み作業は特に問題はなかった。降ろしは翌日8:00からだ。

第15話、適正検査, タイヤ積み込み

トラック協会で適正検査を受けることになった。
これが結構難しい。シミュレータやアンケートといった内容で診断結果が出てくる。
合否がでるものではないので安心ではあるが、心のうちを見透かされるので気が引ける。
退屈だったのでトラックの絵を描いていた。
適性検査を終え、会社に報告したあと一旦帰宅した。
夕方からお仕事だ。
夕方会社から50kmほど東にあるターミナルにタイヤを積みにいった。
庸車としていったので手続き等は一切行う必要がなく積み込みも手伝ってもらえて非常に楽だった。
200本ほどタイヤを積み込み翌日配送となる。
積込みを行う際に思ったことがある。
「みんなタイヤを転がすのがうまい。。。」鉄の檻のようなタイヤ用パレットからひとつ取り出すとトラックの荷台へ転がす。
荷台の中では積み上げ専門の人が待機していて受け取ると同時に背丈まで積み上げる。
大型車のタイヤが宙を舞っていたのには本当に驚いた。「すごい力」と思って話を聞いてみると「力であげとったらオリンピック出れるわ!」とのこと。どうやらコツがあるっぽい。