2010年3月5日金曜日

第14話、耐火煉瓦配送, 車両割り当て, 洗車

先日積み込んだ耐火煉瓦を配送に向かった。
朝の通勤ラッシュの中の走行だ。のんびり運転している人と大急ぎの人が半々となるので面倒で仕方ない。
まだ時間が早かったので受付直前のコンビニで15分ほど休憩することとなった。
と、いうものの、このコンビニは駐車場が通り抜け当たり前に使われているなんとも危険な駐車場。
これもきっとテストの一環なのだろう。少し休憩した後出発した。
案の定、通り抜けの車が邪魔で出るに出れない。
無理に通り抜けようとするからこちらも詰まって曲がるに曲がれない。
立ち往生もいいところだ。なんとかこの状況を脱して受付へ無事到着。
待機場で少しまつことになった。10分ほど待っていたら担当の人が出てきた。どうも車で誘導してくれるらしい。
が、この担当者の加速に着いていけない。何とか見失わず着いてくがトラック誘導するときはもう少し考えてほしいものだ。
工場内を2kmほど走って別の担当者を呼ぶから少し待つように言われる。
どれだけ大きな工場なのだろうかと心の底から思った。
1時間ほど待った。まだ出てこない。電話が鳴る。「きたか!?」と思いきや「会議が長引いているからもう少しまっててね」
がっかりだ。結局1時間30ほどまって再度移動することになった1kmほど走って降ろし場に到着した。
ウィングをあけてリフトで降ろしてもらい降ろし作業は無事に完了した。
問題は帰り道だ。先導もないのでこの工場から出られるか不安だ。
3つほど賭けをして勝った私は何とか工場から出ることができた。
会社に帰った私は常務と少し話しをすることになった。
そしてついに専用の車両が割り当てられたのだ。
少々きれいな4t、6.2mのワイドのアルミウィング。しかもターボ付だ。
うれしい。早速洗車した。

第13話、耐火煉瓦積み込み, 運転テスト

西へ20kmほどいったところにある工業地帯から耐火煉瓦を運ぶこととなった。
1パレットしかないが800kg以上ある。
運転テストを兼ねてもいたのでベテラン社員がチェックシートをもって便乗した。
途中細い道を指定したり、難しそうな交差点をまがってみたりとテストを行いながら荷主のところまでたどり着いた。
受付を済ませ係員の誘導に従い車を移動させウィングをあけた。リフトでパレットを積んでもらう。
車が沈む・・・ほんとうに800kg?とりあえずラッシングベルトでしっかりと止め、積み込みは完了した。
帰路は好きな道をどうぞということだったので広めの道を渋滞にまぎれて帰った。
配送は翌日となるのでしばらく休息となった。

収穫
・とにかく歯止めをしよう

2010年3月2日火曜日

第12話、初めての荷物を配送

昨日もって帰ってきた荷物を配送する。配送先は5件ほどだ。
1件目は会社から東に10kmほどいったところにある。朝5時40分に出発して6時10分から1件目の降ろし作業を開始した。
6時50分までには降ろし作業を完了しておく必要がある。降ろし位置は少々狭い。しかもまだ暗い。
慎重にバックで進入し降ろし位置へ停車させた。めずらしく出だし好調だ。
降ろし作業を開始したがここは商品により降ろし位置に指定があるため結構面倒だ。
暗くて商品名を確認しづらく、足元も見づらい。
降ろし作業5分前に終わった。車中で少し休憩して検品してもらう。
特に問題はないようだ。それにしても専門の業者は検品が早い。
2件目に向けて出発した。2件目は北に5kmほどいったところにあるが街中にあることと通勤の時間にかさなるため意外と時間がかかる。
ここも降ろし作業の時間指定がある。伝票を見ながら降ろす荷物を確認してリフトへ運び、リフトから降ろし位置へまとめて運ぶ。
最後に数量の確認を行って終わった。さほど量がなかったのでラッキーだった。
3件目は南に5kmほどいった基幹路線から細い道を入ったところにある。しかも駐車場が広いわりに駐車量が多くトラックは入りにくい。
細い道はちょうど信号のタイミングがよくてスムーズに抜けることができた。
しかし駐車場へは簡単に入れそうにない。
とにかく、ハザードを点灯させて車線を塞ぎバックで駐車場に進入した。
が、駐車車両を交わすことができず入りきれない。これは困った。
ハコバンに一台よけてもらい何とか降ろし位置につけることができた。
そして30cm角弱のダンボール箱を7個降ろした。苦労の割りに微妙な積荷だ。
気を取り直して4件目へ出発した。4件目は西に3kmほどいったところにある。
ここは特に問題はなく終わるかと思ったのだが、検品の際に問題が発生した。
検品時に受取人が製品名を読み上げドライバーが数量を数えて返答するのだが、
製品名など業界に居ない私が把握しているはずもない。しかも外装は化粧箱ではなく品のないダンボール箱だ。
そもそも検品の仕組みそのものに問題がある。
型番を言ってもらい検品が完了する。
最後の5件目に向け車を西へ20kmほど走らせた。
ここの降ろし位置は少々難しい位置にある。フェンス沿いに止めなければならないのだがとにかく狭い。
案の定うまくいかない。ベテランドライバーに代わってもらい、止めてもらうがやっぱりうまくいかない。
2度ほどきりなおして降ろし位置へ停車した。降ろし作業はスムーズに完了した。
配送は時間指定や複雑な降ろし位置など難点が多い。


収穫
・量が少なくダンプレで固定できない場合は平積みにして毛布をかけると動きにくくなる。

第11話、はじめての遠方輸送 後編

日常生活では腹立たしい以外の何者でもないタクシー(自宅付近ではマナーが非常に悪い)の運転手だが、このときばかりは感謝した。コンビニよるにも乗用車とは違い一苦労だ。
このまま北上して無事に次の積み場に到着した。ここでは少し時間ができる。とりあえず、いままでのポイントをメモに残し、昼食をとった。休憩場で他の会社の方々とコミュニケーションを交わし積荷の状態について情報収集を行う。あまり多くないらしい。これが初陣となる自分にとってこれほどのラッキーはない。時間はまだあるので荷台の片付けを行うことにした。
ベテラン社員の方の携帯電話が鳴った。荷物の積み込み準備ができたらしい。
積荷の一覧表を受け取り驚愕なる事実が発覚する。量的にはいつもと変わらないのだ。心からガッカリした。
気を取り直して検品しながら積み残しが無いよう配送順と逆に積み込んでいく。
積む順番も重くサイズの似たものから順に積んでいく。
このサイズをまだ把握できていない。しかも検品と積み込みを同時に行えるほど型番も把握できていない。
きっとベテラン運転手から見れば相当もどかしかったと思う。気分だけが焦る。
焦っているときは例によって例のごとく、失敗が付きまとう。よくわかってはいたのだが防げなかった。
途中で配送先の違う荷物が混在してしまったのだ。
積み込み時に検品が終わった荷物から順に荷台へ運び、荷台に運んだ荷物からチェックを付けていたのだが、どうもこのペースが乱れてしまったのが原因だ。なにをするにしても焦りほど物事を停滞させる要素はないと再確認した瞬間だった。
荷物の量的に積み込みにかかる時間はベテラン運転手なら2時間弱で終わる量ではあったが3時間かかってしまった。個人的な目標としては1.2~1.5倍を目標にしているので近い数値にはなっているのだが、この目標数値が低すぎるのか周りとの差がでているので少々問題だ。これは今後の課題とすることにした。そして作業が遅すぎるので積み込みはベテラン運転手の方にかなりサポートしてもらった。
20時、現地を出発して帰路につく。途中までは会社が高速料金を負担してくれるのでそこまでは高速道路を走行する。その後はした道となる予定だったが、ベテラン運転手の計らいによりそのまま高速道路を帰ることになった。
22時30分、無事に荷物を会社まで持ち帰ることができた。時間かかりすぎだ。
翌日は今日持ち帰った荷物を5時40分出発で配送する。


収穫
・1車線で後方車両が右ウィンカーを出していると「ドケ」の意味。
・市街地ではコンビニから出るのに2車線必要
・微々たる時間でもアイドリングストップは基本
・高速道路のわだちは本当に怖い
・上り坂では早めに追い越しの段取りをしておかないと自分も加速できなくなる
・積荷の高さが段々になる場合、ダンプルの間にコンパネを挟み強化して、ラッシングで仕切りを固定する

第11話、はじめての遠方輸送 前編

ベテラン運転手に横のりしてもらい約250kmほど東へ輸送を自分で運転して行うことになった。
これだけの距離を一度に走行するのはもちろん初めてだ。
途中細い道が無い事を祈りつつ、4時に集合して出発した。出発前に計器関連の説明を受ける。どうも車両によって操作方法が異なるらしい。このときに問題がひとつ発覚した。一番後ろの車幅灯が無いのだ。トラックのように後方の確認がしにくい車両は法律上定められている車幅灯のほかにライトをつけることが多い。これがあるのと無いのとでは大きな差がある。今からでは仕方ないので我慢するしかない。
当面は国道を通りそこから高速道路で市街地を抜けひとつ目の目的地に荷物を降ろし、100kmほど北上して荷物を積み込んで会社まで向かう予定だ。緊張はしているものの、今までの練習でさほど肩に力は入っていない。
会社から出て20kmほどは数車線あるので一番左側を法定速度の60kmで走行する。
途中工事中で車線幅がいっぱいになってしまうところがあるが、他のトラックに合わせて教えてもらった段違い走行で切り抜ける。
段々と車線が減っていき1車線になったあたりから流れに合わせて走行を試みるが、早朝はさすがにみんな流れが速い。
デジタコのお陰で68km以上は警告音がなる。同じように制限のかかっているトラックも多く、そいったトラックを見つけてはその後ろをトロトロと走行し警告音が鳴らないよう速度を調整しながらできるだけ周りに速度を合わせ走行を続ける。途中登坂車線があれば積極的に後ろの車両に道を譲る。会社から70kmほど走行したところで給油を行う。すりきり一杯たっぷり給油し、小休憩を挟んで再出発だ。
こうした走行を続けやっと数車線あるバイパスに入った。ここからはデジタコを高速モードへ移行し最高速度は90kmとなる。
85~90kmの間で走行を続け、高速道路に乗った。目的地まであと100kmほどだ。
途中ベテランドライバーにこんな質問をされた。「今日の配送先の場所調べてきた?」私は素直に「いいえ」と応える。前日に道を教えてくれると言われていたからだ。なぜか怒られた。「どうやって運ぶつもりだったんだ」と。。。は、はぁ・・・
ついに目的地に到着した。が、しかし一方通行なうえに場内でUターンできそうにない。到着予定時刻も20分ほど早い。これは困った。とりあえずハザードを点灯させて脇に停める。場内へ入れるまでバックし受付の所定位置で待機。ベテラン運転手が受付を済ませてくれる。荷物の降ろし位置へ移動し、ウィングを開けてしばらく待つことになった。10分ほど待っていたらリフトマンがフォークリフトに乗って現れた。持ってきた荷物を降ろしてもらい、無事受領印をもらう。次は同じ場内だが違う倉庫へ移動して残った荷物をすべて降ろしてもらう。ウィングを閉めてUターン、別の下ろし場を探すが、積み場でもらった地図と場内が一致しない・・・
どぎまぎしていると他のリフトマンが「アッチアッチ」と合図をくれた。合図に従って移動する。
搬入手順に従いバックで付けなければならないのだが、向きを変えれるT字路の両脇には荷物が積み重ねられている。困った。曲がれるだろうか・・・
ベテラン運転手に後ろを見てもらいながら何とかこの難関を切り抜け無事に降ろし場にたどり着くことができた。
リフトマンに荷物を回収してもらい荷物をすべて無事に引き渡すことができた。初仕事の完遂だ。サポートはしてもらったとは言え、少々うれしい。受付で退場の時刻を記載して次の積み場へ向かう。
と、その前に、コンビニを探して少し休憩。のつもりなのだがコンビニが見当たらない。しかもこの付近、トラックが非常に多く白線も消えているため自分がどの車線を走っているのかさっぱりわからない。そして両脇には枝葉を伸ばした街路樹。。。
ここでのコンビニ捜索は諦めて次に見つかった大き目のコンビニへとまることにした。
10kmほど街中を走ってやっと大きめのコンビニを発見した。ここでコーヒーを買い外でタバコを吸いながら一息つく。
まだ車線内に車を押さえることと道路状況を把握することで精一杯だったので運転中にタバコ1本すら吸う余裕がなかった。
片側2車線あり入るのは簡単だったのだが、出るのに困った。
1車線分で入ることができたのに1車線分では出ることが出来ない。どういうことなのかさっぱり理解できないが、単に腕の問題だと思う。
1車線をふさいで立ち往生。迷惑極まりない。気の利いたタクシーがいて道を譲ってくれ何とかこの状況を切り抜けることができた。

2010年3月1日月曜日

第10話、配送パターン

この日はベテランドライバーが10分遅刻することからスタートした。
運転席の空気が非常に気まずい。ベテランドライバーはきっと言い訳がしたいだろうし、私はそんなことどうも思っていない。
私はいつも通り世間話や仕事の内容について話題を提供して和ませようとがんばったが、
きっとベテランドライバーは私と同じタイプで不器用なんだと思う。
配送は特に問題なく進んでいく。お昼前には最後の配送を終えて帰路についた。
午後からは私の運転で集荷に向かうことになった。
ドキドキしながら東へ20kmほどのところにある大きなターミナルで積み込みを行う。
パレット物を5つほど積み込むだけだ。受付を済ませて順番をまち、車を移動させてウィングを開けるだけで積み込みをおこなってくれる。簡単そうに思えるがリフトマンの作業を妨げることなく緩衝材を間に挟んだり、積み込み順をやパレットの固定を行わなくてはならないため、かなり手慣れた動きが必要となる。私はベテランドライバーに指示を受けながら不慣れな動きでできるだけがんばった。リフトマンは私が素人だと気づいているだろう。。。
積込みが終わったら待機場に戻り荷縛りをし直す。加速で荷物が動くことは非常に稀だが減速時は意外と動きやすい。車だけではなく自転車や歩行者も奇怪な行動が多く何が起きるか分からないのが最近の道路事情だ。
荷縛りのときにいろいろなパターンを教えてもらった。荷物の種類やかたち、数量や重さによって荷縛りが変わってくる。
一旦会社に戻り、翌日4時出発の約束を交わしてこの日の作業を終えた。道は教えてくれるそうだ。ありがたい。

収穫
・荷物はできるだけ平らに均等に詰めるとベスト。
・重たいものは前方、軽いものは後方に積む。
・荷崩れも横だけではなく縦にも発生するのでコンパネやダンプレを利用するとともに、上段にのみラッシングを掛けることでも壁をつくることができる。

第9話、年配のベテラン運転手に教わる

今度は別のベテラン運転手にいろいろと教わることになった。
少々怖い系の容姿だがビビっていては始まらない。まずは世間話を織り交ぜながら自己紹介を行う。
片道2時間ほどかけて最初の降ろし場へ到着するまで、他愛もない話やら仕事の内容について会話を交わす。
降ろし作業はリフトで降ろしてもらったので簡単に終わった。次はいつもの積込み場へ移動する。
降ろし先が会社といつもの積込み場のちょうど中間地点にあったので小休憩を入れるにはちょうど良く、
コンビニで少し休憩をしたあと目的地に向けて出発した。
目的地へ到着後4時間ほど時間があるので時間を潰していた。
積み込み作業は労働力を提供する程度だが、ひとつ10kg程度の段ボール箱でも2個や3個を同時に何度も何度も運んでいると腕が疲れてくる。2時間程度積み込み作業を行い、作業完了後特に大きなイベントもなく帰路についた。
翌日は朝5時40分出発となる。

収穫
・積み荷のパターンにはバラとパレットに分類される