2010年3月2日火曜日

第11話、はじめての遠方輸送 後編

日常生活では腹立たしい以外の何者でもないタクシー(自宅付近ではマナーが非常に悪い)の運転手だが、このときばかりは感謝した。コンビニよるにも乗用車とは違い一苦労だ。
このまま北上して無事に次の積み場に到着した。ここでは少し時間ができる。とりあえず、いままでのポイントをメモに残し、昼食をとった。休憩場で他の会社の方々とコミュニケーションを交わし積荷の状態について情報収集を行う。あまり多くないらしい。これが初陣となる自分にとってこれほどのラッキーはない。時間はまだあるので荷台の片付けを行うことにした。
ベテラン社員の方の携帯電話が鳴った。荷物の積み込み準備ができたらしい。
積荷の一覧表を受け取り驚愕なる事実が発覚する。量的にはいつもと変わらないのだ。心からガッカリした。
気を取り直して検品しながら積み残しが無いよう配送順と逆に積み込んでいく。
積む順番も重くサイズの似たものから順に積んでいく。
このサイズをまだ把握できていない。しかも検品と積み込みを同時に行えるほど型番も把握できていない。
きっとベテラン運転手から見れば相当もどかしかったと思う。気分だけが焦る。
焦っているときは例によって例のごとく、失敗が付きまとう。よくわかってはいたのだが防げなかった。
途中で配送先の違う荷物が混在してしまったのだ。
積み込み時に検品が終わった荷物から順に荷台へ運び、荷台に運んだ荷物からチェックを付けていたのだが、どうもこのペースが乱れてしまったのが原因だ。なにをするにしても焦りほど物事を停滞させる要素はないと再確認した瞬間だった。
荷物の量的に積み込みにかかる時間はベテラン運転手なら2時間弱で終わる量ではあったが3時間かかってしまった。個人的な目標としては1.2~1.5倍を目標にしているので近い数値にはなっているのだが、この目標数値が低すぎるのか周りとの差がでているので少々問題だ。これは今後の課題とすることにした。そして作業が遅すぎるので積み込みはベテラン運転手の方にかなりサポートしてもらった。
20時、現地を出発して帰路につく。途中までは会社が高速料金を負担してくれるのでそこまでは高速道路を走行する。その後はした道となる予定だったが、ベテラン運転手の計らいによりそのまま高速道路を帰ることになった。
22時30分、無事に荷物を会社まで持ち帰ることができた。時間かかりすぎだ。
翌日は今日持ち帰った荷物を5時40分出発で配送する。


収穫
・1車線で後方車両が右ウィンカーを出していると「ドケ」の意味。
・市街地ではコンビニから出るのに2車線必要
・微々たる時間でもアイドリングストップは基本
・高速道路のわだちは本当に怖い
・上り坂では早めに追い越しの段取りをしておかないと自分も加速できなくなる
・積荷の高さが段々になる場合、ダンプルの間にコンパネを挟み強化して、ラッシングで仕切りを固定する

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